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第3回:グローバル人材育成について(2)

前回、海外の有名な大学院でMBAを取った人の多くが、元のスポンサー企業を離れていった、という話をしましたが、そういったMBA取得者がすべて海外でも活躍できるグローバルタレントだったのか?というと、決してそうではなかったと思います。

MBAを取得するということと、海外のビジネスでも活躍できるということとは根本的に違います。この点についてはこれからいろいろな機会を通じて説明しますが、簡単に説明すると「英語を使えても、その人の持っているビジネススキルやリーダーシップのレベルは日本語でビジネスをおこなっているレベル以上には決してならない」ということです。
「英語を勉強する前に、リーダーシップを磨きなさい、グローバルで通用するビジネススキルを身に付けなさい」ということです。

英語をしゃべる人が組織の中にいることでグローバル化につながるかも…というのは全くの幻想だということですね。だから、20年前にあれほど多くの人がMBAを取得したにも関わらず、日本企業のグローバル化は「ほとんど何も進んでこなかった」と言わざるを得ないわけです。

しかし、そもそも日本の企業にグローバル化は必要なのでしょうか?いったい誰が、どんな目的でグローバル化を煽り立てているのでしょうか?

この辺りを次回考えてみましょう。