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第19回:グローバル化の第2ステップ(3)

前回「P&Gジャパンでベストなことを実施しよう」という共通の理念の下に価値観の違う社員-日本人同士だけではなく、日本人と海外から来ているマネジャー達-がひとつになったという話をしました。

この頃から、米国本社でも日本の変革と躍進が認められるようになり、海外からも、どうやったらそんなに変革がうまくいくのか?どんなことをやったんだという問い合わせがくるようになりました。つまり、初めて日本の支社が受身ではなく日本からグローバルに発信できるような機会を持つことができるようになったわけです。

そして、この頃から、日本人が米国本社で、いわゆる研修ではなく、実際のマネージャーとして働くという事が頻繁に起こるようになったのです。まさに、日本支社から人材のグローバル化が始まったのでした。こういったことは日本対米国本社だけではなく、世界各地で起こり始めた現象だったようです。

あるとき米国本社からきた人事の担当者と話しているとき彼が「P&Gは米国に本社はあるけど、もう決して米国人のための会社ではなくなってきている。」と話していたのを今でも印象深く覚えています。世界中の様々な価値観や生活様式を持った人たちが集まって、これまで以上の付加価値をビジネスに付け足してゆくことが出来るのもこういった共通の理念や価値観をもち、積極的に多様性つまり、ダイバーシティをビジネスに取り入れることが出来たからこそだと思います。

次回からはグローバル化の第3ステップの話に移ります。